2012年1月31日火曜日

ROMANTIC ROSEMARY



フレッシュローズマリー。
モノトーンにフォントを整列させただけの
デザインの基本がしっかりしたパッケージ。
四角の枠内にきっちり揃えて入れ込み
フォントの大きさでメリハリをつけるこの手法は私も昔から好きです。
自然のローズマリーとモダンパッケージとのバランスが際立っています。
「ROMANTIC ROSEMARY」というネーミングも誰が考えたのやら!
ローズマリーにロマンティックを見いだせるような人、
ニクイです。





写真左は年代不明イギリス製のローズマリー専用陶器のジャー。
手のひらに乗る大きさがちんまりかわいい。
素朴な土色にRosemaryの刻印が。
小さいながらも力強い存在感。
右はベルリンで活躍するDILL objectsオーナーエミちゃんよりいただいた
とても貴重な美しきヴィンテージイエナグラスのカップ。
儚く繊細な物がもつ魅惑的な存在感。
力強い土と薄いガラス、
大地の植物とモダンデザイン、
目を凝らすと、ほら、世の中は楽しいバランスで溢れています。
あぁ、ロマンティック。







2012年1月27日金曜日

James.UK Vintage Collection |03|






POOLE POTTERY



イギリスヴィンテージ。
プールポッタリーツイントーンシリーズの中でも
特に好きなC97(ピーチブルーム&シーガル)の配色。
1950〜60年代に製造されていた物だと思われます。
シーガルシリーズは淡いグレーに浮かび上がる柄に注目。
なんとこれは卵の殻を砕いて焼き付けたのだそう。
偉大な手法ですね。
コロンとした曲線、つるりとした質感。
これぞミニマムデザインの真骨頂。
これらを眺める度に余分な物を削ぎ落とす事の大切さを実感させられます。

Less is more.

だけどLess is boreにならない事。
それも大事。
日々修行。。。






2012年1月26日木曜日

James.UK Vintage Collection |02|





イギリスヴィンテージガラスボトル。
古い薬品や化粧品等のボトル。
ガラス自体に様々なフォントや刻印、模様が施されています。
透明、琥珀、コバルトブルー、エメラルドグリーン、
少しゆがんだ色とりどりの世界。
世界の輪郭があいまいになってゆらゆら。
曇り空や雨の日にこのガラスボトルを眺めるのが好きなのです。






2012年1月24日火曜日

Mint Humbugs






キャンディ。
これ以上ない程のシンプルパッケージ。
だってキャンディそのものがかわいいのですから。
シマシマシマシマ。
縞が黒いところもポイントです。
キノコが狙っておりましたが子供にゃまだ早い。
お砂糖にほんのりミントの味。
大人です。

大好きな日本の友達から「恋をしたかもしれません」とメールを貰いました。
なんだか嬉しくてシマシマのミントのキャンディを口に放り込んだ。
ふむ。恋の味に似ています。





2012年1月23日月曜日

James.UK Vintage Collection |01|


長い年月を経た暮らしの道具が大切に丁寧に受け継がれている国、
イギリスで生活するようになって6年目を迎えました。
どこからかわき起る古い物に対する憧れの感情と
自分の中での「好き」のベクトルは年々色濃く明確になってきています。

日々の生活の中での出会いはとても楽しく、いつまでたっても飽きる事なく心がときめきます。
ブランドには特にとらわれませんが、デザインにピンときた物をマイペースに集めています。
ぼちぼちと集まってきたヴィンテージコレクションをご紹介していこうと思います。
パッケージデザインと合わせてこちらもお付き合いの程どうぞよろしくお願いします。






第一回目はこちらのカクテルグラスとデキャンタのセット。
実はこれらを手に入れたのはイギリスではなくベルリンです。
今から丁度10年前に姉夫婦を頼りに
初めてのヨーロッパ旅行でベルリンを訪れました。
地面が凍り付くような極寒の中での蚤の市でした。
若くて自由になるお金もほとんどない身の上でしたが
これらを見た瞬間、どうしてもどうしても欲しくて
ものすごい決意で購入したのを覚えています。
そして「絶対に割れてはいけない!」と、
見た目も恐ろしい厳重梱包をし、巨大な手荷物として
必死の思いで日本まで持ち帰りました。

その後、幾度かの都内での引っ越しにも耐え
人生の都合で今度これらは日本からイギリスへと運ばれる事に。。。
巡り巡ってまたヨーロッパへと連れて来られたのです。
思えば私が古い物に特別な感情を抱くようになったのは
あのベルリンの旅とこのグラスセットとの出会いからかもしれません。

当面はイギリスに根をはる予定ですが、
ひょっとすると数年後にはまたこのグラス達と共に
どこか違う国へ居るのかもしれません。







2012年1月20日金曜日

ENGLISH PROVENDER CO. Tartare Sauce






タルタルソース。
四角の瓶に四角のラベル。
潔くてまっすぐな正方形の瓶は
なんともいえない魅力があります。
白と黒とちょっぴりゴールドの配色。
ラグジュアリーな世界観。



たとえばこんな感じ?
ヒュー!



タルタルだってこんなフェミニンなイメージと連結。笑
大人デザインがスーパーに並ぶイギリスはやっぱりすごい?!
タルタルソースはおなじみフィッシュアンドチップスや
ニューポテトにかけていただきます。
ソースがなくなった後はキャンドルでも入れましょうか。









2012年1月10日火曜日

Olbas Oil





エッセンシャルオイル。
オレンジとグリーンって
日本だともちろんおにぎりせんべいですが
こちらは植物をイメージしたのでしょうか?
医薬品の中でもポップでシンプル、目につきます。
ユーカリやクローブ、ミント等が配合された自然派オイル。

風邪っぽいなぁという時や、疲れた時、
ポトリポトリとどこにでも垂らします。

お風呂の中へポトリ。
アロマスチーマーへポトリ。
枕へポトリ。
ティッシュへポトリ。
時には首筋やこめかみに擦り込んでマッサージ。
花粉症や肩こり、筋肉痛にも効くそうです。

出来る奴。
あ、全然減らないのもポイントです。










2012年1月6日金曜日

The Fine Cheese Co. TOAST FOR CHEESE


チーズビスケット。
アプリコットやピスタチオ入りの
カラフルで美しいビスケットの写真に釘付け。
お米まで入っています。
写真を引き立てるシンプルでクラッシックなフォント。
買わずにはいられない。これぞパッケージの底力。



この見せ方、上手いなぁ。





薄いスライスに
チーズを一切れのせて噛み締めると。。。
アプリコットの自然な甘みとほんのり塩味が。






その昔アプリコットの事を

「エイプリコット」

と発音するのだと教えてくれたのは
NOTTING HILLのヒュー・グラント。
たまにはみます。
ラブコメディ。
















2012年1月4日水曜日

Young Designer Kit Sharpener



2012年。あけましておめでとうございます。
今年初ロンドンへ行って来ました。
目指すはDESIGN MUSEUM



お目当てのTERENCE CONRANエキシビジョンを堪能して、
息子に「一個だけ好きな物を買ってあげるよ」と、約束のミュージアムショップへ。

で、キノコが選んだのがこれ。



鉛筆削り。
説明不要のシンプルさが良い感じ。
デザインミュージアムのキャラクターの小鳥ちゃんと
気の効いたキャッチコピーが微笑ましい。
もうすぐ4歳になるキノコは、ただ今絶賛鉛筆削りに夢中。
削って削って削りまくるのが困りもの。
たとえば上下両方削ってたり。。。

私は今日絶対に缶バッチを買おうと意気込んでいました。
出会えたのは、これ。


全体的にポップにまとまってかわいい。
小物や普段見えにくい部分ではこんな遊び心のあるデザインが好きです。
6個も入って、さらに小鳥ちゃんのピンバッジ付。お得♡
そして番外編でフランスのブランド、MACON&LESQUOYのブローチ達。
一目惚れ。
親子共々、新年早々なかなか良いお買い物ができました。


いつもご覧くださっている方、どうもありがとうございます。
のんびりブログではありますが、
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2012年。たくさん笑えますように☆