2011年12月29日木曜日

Waitrose Chocolate Covered Ginger




ジンジャーチョコレート。
真っ黒の背景に均整の取れたオリエンタル模様。
トキメキの木箱。だから捨てられない。
何を入れよう?
蓋を開けると、ゴロンとしたチョコレートが
薄紙にくるまれて整列しています。





大粒の生姜をチョコレートで薄くコーティング。
風邪の喉にピリリピリリ。
一粒、二粒、三粒。。。はてしなく。
ほとんど生姜ですから、
許されます。全部食べたって。
冬の友達。
何を入れよう?









2011年12月20日火曜日

PRICE'S


キャンドル。
1830年創業。世界最古のキャンドルメーカー。
遠い昔、ヴィクトリア女王とアルバート王子の結婚式で使用された
愛の歴史を持つキャンドル。



灯をともすだけで、
いつもの日常の風景がぼんやり幻想的に。
丈夫できちんとしたこの箱に、
キャンドルが無くなってしまった後
さて、何を入れようか。。。
子供の集めた木の実やビー玉?
くだらなくて愛おしい。何かそんな物を。



透明で冷たい夜。
家々の窓がオレンジ色に優しくなる季節です。
みなさまにも、たくさんの愛と喜びが降りそそぎますように。
メリークリスマス☆











2011年12月13日火曜日

CLIPPER







オーガニック・デトックス・ティー。
ぶるぶる寒い季節のお楽しみ。
ぽっかりぽっかり。3色の雲がかわいい。
流れ行く雲のように、時にただ身を任せるのも悪くない?
雲の上のちっこい「detox」の文字も唐突で好きです。
茄子色と黒の組み合わせ。
今年の冬はこんな色の洋服を着てみたかったりも。



おまけ。
ドイツよりやってきたメリタさんで飲むお茶は格別の味。
ヴィンテージメリタやイエナグラス、DILL objectsさんで出会えます。








2011年12月4日日曜日

GEO WATKINS





マッシュルームケチャップ&アンチョビソース。
1830年設立の老舗ブランド。
ヴィクトリアンの趣をじっと静かに保っているような。
ときめきのオレンジ色やモーヴ色。
薄っぺらい瓶の形も好きです。
町外れの寂れた食堂のテーブルの上に
ぶっきらぼうに置いてあるといいなぁ。
時代はくるくる変わっても、
いつまでも変わらない2人組。



2011年12月2日金曜日

dominoes


ドミノ。
3歳(4歳間近)男児の世界は
やれパワーレンジャーだ、
レーシングカーだ、
パイレーツに怪物などなど、
燃え盛る炎をモチーフにしたような
騒々しいパッケージで溢れかえっているものです。

そんな中、ほよよん、と安心できるかわいいパーッケージに遭遇。
中身をばらりと出してみると、
象牙色に黒のドットがなんともフォトジェニック。




外は暗く冷たい雨。
息を止めて一列に並べていって。
醍醐味の倒す係はせがむ息子に譲ってあげました。
大人ですから。

楽しい楽しいドミノ。
キノコが良い子にしていたらもう一箱買ってやる予定です。
いつか万里の長城のようなドミノを。。。
えいっ!

2011年11月28日月曜日

BEAR fruit


ドライベリー。
イラストもフォントも全体的に版画タッチ。
シンプルベースにカラー使いが目を惹きます。
素朴なポップさがかわいい。



We are BEAR and we like things as nature intended.

クマからのキャッチコピーもなんだか安心につつまれる。
原材料の表記もここまでかわいく見せれる!偉い。




砂糖、防腐剤使用なし。
チェリー・ストロベリー・グレープ、
そしてアップルジュースで作られています。





おまけ。
ロンドンの自然史博物館の剥製達。





渡英間もない頃にフラリと一人で入ったこの博物館。
センスある表情にほくそ笑む。
「この国に来て良かったわ!」と思った瞬間です。
Grrr!




2011年11月17日木曜日

POTTED BLUE STILTON CHEESE


スティルトンチーズ。
料理がマズいマズいと言われているちょっと可哀想なイギリスですが。
チーズはどっこいかなり素敵です。
クリスマス頃になると出回る陶器入りのスティルトン。
トラディショナルなエンブレムにシンプルなフォントの配列。
バーガンディカラーにぐっときます。



蓋を開ける時のカチャカチャという音もスキ。
まず、薄紙が出て来ます。
開けてもグッドデザイン。抜かりない。
さらにその下にはロウの蓋。楽しい。


じゃーん。


濃厚な香りにクラクラ。
スプーンですくった窪みにポートワインをたらし
染み込ませ食べるという方法もあるのだとか。
飾っておきたいデザイン。
イマジネーションが掻き立てられるたのしい食べ方。
冬の贈り物にぴったり。
女王陛下もお気に入りだそうですよ。

またご登場いただきました。。。


オマケ。
もひとつ大好きなチーズパッケージ。
ヤギのゆきちゃんです。
かわいい。


ゴートチーズはこんな風にして食べるとなんだか幸せ。
木の実やベリーを散らして蜂蜜をとろ〜り。


チーズとポートワインに心ときめく眠たい季節。
冬到来です。


2011年11月10日木曜日

St.Peter's & LONDON PRIDE


イギリスエールビール。
まずはSt.Peter's。
ゴロリンとした楕円形の形のボトル。
かわいい♥
よく見るとSt.の「t」部分がアンカーのイラストに。
アンカーや小鳥ちゃんのイラストが潜んでいても
全体的に大人びた洗練されたデザインです。




そしてLONDON PRIDE。
赤、ゴールド、黒の配色に「LONDON」とくれば
気分は衛兵交代式やバッキングガム宮殿?女王様?





それとも、カムデンのパンクス?


ほら、蓋もちゃんと主張。


視覚的にもじっくり楽しめるイギリスのビール達。
グレーの重たい空や薄暗い暖炉の部屋がよく似合う
苦みと甘みのあるどっしり落ち着いた味です。




2011年11月2日水曜日

Wessex Mill


強力粉。
クリーンな白地にモノクロのミルのイラストがかわいい。
1895年創業、4世代にわたり引き継がれているWessex Mill。
イラストの建物は平日の朝のみ、見学ツアーも行っているようです。
行きたい。行かなきゃ。

林檎とシナモン入り。
嬉しくなるような。





右下にはこじんまりとパンのレシピも。





他にもトマトとガーリック入りや、
胡椒とバジル入り、フランスパン用強力粉なども。
シンプルで統一感のあるカラーバリエ。
ほら、かわいい。
いいなぁ。




子供が一日家に居る日はパン作りが便利。
こねこね。大喜びで手伝ってくれます。


パンが焼けましたよー。
えっへん。






2011年10月31日月曜日

Tyrrell’s


チップス。
ノスタルジックなモノクロの写真にすっきりしたフォント使い。
大人も子供も大好きなチップスの表現方法としてはこれまでにない斬新さ。

3種類の根菜のチップス、VEG CRISPS。
髭をたくわえた紳士が持つ、巨大な野菜達。
原材料が非常にわかり易い。
騒々しいコピーを大きくうたわなくても、
視覚で十分に伝える事ができるデザイン。

隣はヌードの女性達が踊っていますよ。
塩も何もついていないプレーンな味、商品名はNAKED(裸)。
これだからイギリスという国が好きなのです。
このユーモア。表現の自由。







ガリガリボリボリ。
堅めでしっかりとした、噛みごたえのある味。
無添加でしみじみ素材の味が楽しめます。




にんまりと。嬉しくなるそんな存在感。
3歳児もお気に入り。
お菓子がかわいいと嬉しいよね。
ガリガリボリボリ。








2011年10月24日月曜日

TUNNOC'S


キャラメルウエハース・ミルクチョコレートバー。
レトロなストライプに坊やの顔。
素通りできないルックスです。


サクサク。もぐもぐ。
ミルフィーユ、だね。
コーヒーと一緒に。
ぼんやり。




TUNNOC'Sは1890年創業、スコットランドの家族経営企業。
創業当時はパン屋さんだったとか。




扱う商品はたった5種類のお菓子のみ。

潔い。

時代と共存する老舗。
ゆっくり時間が流れているのかな?
何はともあれ今日もひとつ。
サクサク。もぐもぐ。


2011年10月20日木曜日

thin bleach


これまでに「排水溝ブリーチ剤」のデザインにときめいた事はありませんでした。
ペールブルー×ホワイト×赤の配色。
排水溝そのもののイラストレーションに
Futuraフォントの商品名。

かわいい。



日本でも大抵そうだと思うのですが
クリーニング剤ってだいたい
「どっかん!カビ退治!」とか、
なんだかぼんやりできない感じです。



例えばこの違い。
清潔好きなシンプルな人と
ギンギラギンなやり手。


なんてね。
イギリスは秋から凛と冷えた冬の空気へ。
お掃除に良い季節です。